ダイビングショップ
BLUEBLUE明石
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前回、ダイビングで見られる魚の面白い話を書き始めて
クマノミの性転換について話ましたが、今回は別の魚の
性転換についてです。
写真のオレンジの魚の群れはキンギョハナダイと言います。和歌山や
四国方面などの太平洋側ならほぼどこにでもいるキレイな魚です。写真は
高知県の柏島で撮りました 🙂
キンギョハナダイはクマノミがオス→メスの性転換するのに対して
メス→オスの性転換をします。
写真のキンギョハナダイの約90%はメスで、オスはハーレム状態なんです。
オスは背びれが伸び色も若干薄いことで見分けがつきます。
クマノミ同様、オスがいなくなると、たくましく強いメスが性転換していきます。
基本的には魚たちは強い遺伝子を残すという本能があるので、体が大きく、目立つ
オスを作り、求めていきます。
ハーレムを作り、多くのメスと繁殖していくとはなんともモテモテで羨ましですが
体が大きく派手なオスは結果として目立つことにもなり外敵にも襲われやすいという
ことにもなり、羨ましいことばかりではないんですねー💦
コロナが落ち着き、次回ダイビングの際はオスを探して見ましょう!